この記事のポイント!
- 有名6社の音楽ストリーミング配信サービスを紹介
- 各サービスの料金やプラン内容を徹底比較
- 乗り換え、新規登録時の情報収集に!
■目次
音楽はアプリで聴く時代!おすすめのサブスクはどれ?
みなさんは普段どのように音楽を聴いていますか?
楽曲のストリーミング配信が一般的になってきた昨今、CDよりもネット、ダウンロード購入よりもサブスクで音楽を楽しまれる方が増えてきていることと思います。
そこで今回は数ある音楽サブスクの中から、サブチョイが厳選した有名6社のサービス内容を徹底比較!
サブスク音楽配信サービス6選
「AWA」「Apple Music」「LINE MUSIC」「Amazon Music」
「楽天ミュージック」「Spotify」
各種サービスの特長や選べるプランなどの基本情報にも触れていきたいと思います。
新しく音楽のサブスクを始めようと考えている方はもちろん、他サービスへの乗り換えを検討されている方は、是非参考にしてみてください。
「ストリーミング」とは?
「ストリーミング」とは、インターネットに接続した状態で映像や音楽を再生することを指します。
YouTubeなどが一番身近な例ですね。
わざわざデータを保存する必要が無いので、携帯端末やパソコンの空き容量を気にする必要がありません。
ネットにさえ繋がっていれば、どこでも視聴することができます。
ただし、ネットに繋いで再生するということは携帯のデータ通信量を消費することとなります。
特に音声だけでない動画の再生は大きく通信量を消費しますので、無制限プランなどでない限りは注意が必要です。
一方、ファイルを自分の手元に保存して再生することを「ダウンロード再生」と言います。
「ダウンロード再生」の場合は、端末の中でファイルを保存する空き容量は無くなりますが、データ通信量は消費されません。
つまり、ネット環境が無くても再生できるということです。
「サブスク」とは?
サブスクは、「月額料金を払うことで特定のサービスを利用できる権利を得ること」です。
音楽のサブスクに当てはめるなら、「月額料金を払いアプリ上で音楽が聴き放題になる」という形になります。
なお、詳細は下記のリンク記事からもご確認いただけますので気になる方は併せてどうぞ。
サブスクってどんなサービス?メリット・デメリット、市場規模などを解説します
おすすめのサブスク音楽配信サービス6選!
それではさっそく、各サービスの詳細についてみてみましょう。
今回ピックアップした6つの音楽サブスクは、「まだ登録していない方でも名前を聞いたことがある」「楽曲数などが業界トップ」などの基準から選定してみました。
各サービスの詳細→スペックの比較と進めていきます。
AWA
「ABEMA」などを運営するサイバーエージェント社と、音楽事業を展開するavex社の共同出資により設立されたAWA社から、2015年5月より提供が開始されたサービスです。
業界最多の1億曲聞き放題、充実したレコメンド機能、検索機能などの使い勝手の良さで高い評判を得ています。
AWAの基本スペック
基本スペックは次の通りです。
機能・サービス特長 | AWA |
---|---|
楽曲数 | 1億曲※1 |
有料プラン数 | 2 |
月額料金(税込) | standard:980円※2 ARTIST:270円~ |
無料プランの有無 | 有 |
最大音質 | 320kbps |
無料トライアル期間 | 初回1ヵ月無料 |
※1.2022年5月時点
※2.年間9,800円も選択可能
AWAの特長1 邦楽の充実と使い勝手の良さ
楽曲数は業界最多の1億曲!
楽曲数では他の音楽サブスクを圧倒しており、「好きなアーティストの曲が見つからない」といったストレスはほぼ無いといっても過言ではありません。
純国産のサービスだけに、邦楽の多さと日本人に合わせた使いやすさが特徴です。
使いやすさでは、楽曲検索機能が充実している点が挙げられます。
アーティスト名や楽曲名での検索はもちろん、「音楽認識機能」を使えば、店内等で流れるBGMに向けスマホをかざすだけで楽曲の特定が可能です。
また、画像をもとに、雰囲気に合う曲をおすすめしてくれる機能もあります。
プレイリストの豊富さも特筆事項の1つ。
プレイリストをユーザー同士で公開することができますので、好みが近いリスナーのプレイリストを探すことが可能です。
また、自分の好みの音楽を元におすすめしてくれる「FOR YOU」、トレンドを追ったAWA厳選の公式プレイリスト「FOCUS」なども用意されています。
AWAの特長2 ファンには嬉しいARTISTプラン
通常の有料プランとは別に、特定のアーティストだけの楽曲が聞き放題となる「ARTISTプラン」は、AWA独自のプランです。
アプリで聴けるのは登録したアーティストだけですが、1組あたり月額270円と格安で利用できます。
なお、未購入のアーティストの楽曲でも、90秒は再生することが可能です。
また、ライブチケットの先行予約、AWA限定ボイスメッセージ、ライブ音源公開、楽曲の先行配信などに加え、LIVEのセトリやアーティスト選曲による特別なプレイリストなど、充実したサービスを受けることが出来ます。
その他詳細は、こちらの記事からご確認ください。
Apple Music
出典:https://www.apple.com/jp/apple-music/
Apple社が2015年から提供する音楽配信サービスです。
Apple社製品との連携が強みの1つとなりますので、同じApple製品のiPhoneユーザーの方からの根強い支持があります。
Siriと連携ができますので、音声だけで再生することも魅力の1つ。
それから、音楽サブスクのなかでも特に音質が良いことで有名です。
約3万の豊富なプレイリストも音楽ファンを惹きつけています。
Apple Musicの基本スペック
Apple Musicの基本スペックは次のようになります。
機能・サービス特長 | Apple Music |
---|---|
楽曲数 | 9,000万曲※1 |
有料プラン数 | 4 |
月額料金(税込) | 個人:980円※2 学生:480円 ファミリー:1,480円 ボイス:480円 |
無料プランの有無 | なし |
最大音質 | 24 ビット/192 kHz※3 |
無料トライアル期間 | 初回1ヵ月無料※4 |
※1.2022年5月現在
※2.年間9,800円も選択可能
※3.ビットレートは非公表
※4.時期により異なる。対応のオーディオデバイス購入による6ヵ月無料CPあり
Apple Musicの特長1 優れた音質
Apple Musicでは2021年6月から、すべての楽曲がCDと同等の音質で楽しめるようになりました。
配信に際しては、通信料やダウンロード時の負荷軽減を目的に楽曲を圧縮して配信されますが、圧縮は音質の劣化に大きく影響を与えます。
Apple Musicでは「ロスレス」という圧縮方式を採用しており、データの劣化が少なくCDに近い音質で聞くことが可能です。
音質に関しては、別の項目でさらに詳しくみていきたいと思います。
Apple Musicの特長2 Apple社製品との連携
Apple社のサービスであることから、他のApple製品との連携が特徴です。
iPhone、AirPods、Mac、AppleTV、Apple Watchなどと連携させ音楽が楽しめます。
Apple製品の愛用者はApple Musicの利用が適していると言えるでしょう。
詳細は個別記事にて紹介しておりますので、併せてご覧ください。
LINE MUSIC
出典:https://music.line.me/about/
LINE MUSICは、LINE、エイベックス、ソニー・ミュージックエンタテイメントの3社による共同出資により誕生したLINE MUSIC社が、2015年から提供している音楽配信サービスです。
コミュニケーションツールとして若い世代の利用率が高いLINEとの連携を強みとしていることから、若年層ユーザーが多いことが特徴。
音楽サブスクでは珍しく、カラオケ機能が充実している点もポイントです。
LINE MUSICの基本スペック
LINE MUSICの基本スペックは次の通り。
機能・サービス特長 | LINE MUSIC |
---|---|
楽曲数 | 9,000万曲※1 |
有料プラン数 | 3 |
月額料金(税込) | 一般:980円※2 学生:480円 ファミリー:1,480円※3 |
無料プランの有無 | あり |
最大音質 | 320kbps |
無料トライアル期間 | 初回1ヵ月無料※4 |
※1.2022年5月時点
※2.年間9,600円(税込)も選択可能
※3.年間14,000円(税込)も選択可能
※4.時期により異なる
LINE MUSICの特長1 LINEユーザーに便利な機能が豊富
LINE MUSICでは、LINEアプリでのプロフィールBGMや着信音の設定などができる点が特徴となります。
お気に入りの楽曲をLINEを通じて、友人・家族間で簡単にシェアすることも可能です。
またLINEモバイルユーザーなら、ストリーミング再生の際の通信量を気にすることなく再生できます。
対象のLINEスタンプが追加料金無しで使い放題となる特典も!
LINE MUSICの特長2 カラオケ機能で歌い放題
LINE MUSICは2020年から、カラオケ機能が搭載されました。
一部非対応楽曲はありますが、これにより楽曲のボーカル音量が小さくなり、アプリでカラオケも楽しめます。
また、マイク付きのイヤホンを使用することでアプリから自分の声を聞くことも可能です。
LINE MUSICについては、こちらの記事も参考にご覧ください。
Amazon Music
出典:https://music.amazon.co.jp/
通販サイトで有名なAmazonが提供するサービスの1つ。
日本では2015年に「Prime Music」(現在は「Amazon Music Prime」に名称変更)、2017年に「Unlimited」プラン、2020年には「Free」プランがスタートしました。
Amazonプライム会員であれば、「Prime Music」は追加料金なしで利用できることを知らない人が結構多いです(笑)
通販での送料無料や「プライムビデオ」の視聴も可能なのが嬉しいポイントです。
最上位プラン「Unlimited」は、「Apple Music」同様に音質面で高く評価されています。
Amazon Musicの基本スペック
基本スペックは次のようになります。
機能・サービス特長 | Amazon Music |
---|---|
楽曲数 | 9,000万曲※1 |
有料プラン数 | 6 |
月額料金(税込) | Prime 一般:500円※2 学生:250円※3 Unlimited 一般:980円 プライム会員:780円※4 学生:480円 ファミリー:1,480円 |
無料プランの有無 | あり |
最大音質 | 3,730kbps |
無料トライアル期間 | 1ヵ月無料※5 |
※1.2022年5月時点
※2.年間4,900円も選択可能
※3.年間2,450円も選択可能
※4.年間7,800円も選択可能
※5.時期により異なる
Amazon Musicの特長1 プライム会員特典が充実
Amazon MusicのPrimeプランは、プライム会員で利用できるサービスの1つです。
会員登録をすることで、Amazon Music Primに加え、ネットショッピング時の無料配送特典、「プライムビデオ」の視聴などのサービスが受けられます。
また、最もグレードの高いUnlimitedもプライム会員なら月額780円と、他サービスの最高グレードに比べて料金が200円ほど安く利用することが可能です。
普段「プライムビデオ」を利用している方は、音楽サブスクも「Amazon Music」で揃えた方がお得ですね。
Amazon Musicの特長2 音質の良さ
Amazon MusicのUnlimitedでは、追加料金なしでハイレゾ配信サービス「HD」やCD音質以上の「ULTRA HD」をはじめ、立体サウンドでも楽曲を楽しむことが出来ます。
Apple Music同様にロスレス音源です。
なお、音質については比較の項目で触れていきます。
Amazon Musicについての詳細はこちらの記事をご覧ください。
楽天ミュージック
出典:https://music.rakuten.co.jp/
2016年から楽天が提供する定額制の音楽配信サービスです。
特徴は楽天サービスユーザーの方に特化したお得な特典が充実している点!
楽天IDがあれば会員登録の必要はなく、1日10曲以上聴くと楽天ポイントが5ポイント付与されるなど、提示されるミッションをクリアすることでポイントがゲットできます。
ポイ活をしている方は「楽天ミュージック」がおすすめ。
楽曲数も今はどの音楽サブスクもほぼ横並びとなりましたので、ポイント還元のメリットは非常に大きいですね。
楽天ミュージックの基本スペック
基本スペックは次の通り。
機能・サービス特長 | 楽天ミュージック |
---|---|
楽曲数 | 9,000万曲※1 |
有料プラン数 | 2 |
月額料金(税込) | ライト:500円 スタンダード:980円 |
無料プランの有無 | あり |
最大音質 | 320kbps |
無料トライアル期間 | 初回30日間無料 |
※1.2022年5月時点
楽天ミュージックの特長 楽天サービス利用者への特典が充実
楽天が運営するサービスだけに、楽天サービスユーザーにはうれしい特典が充実しています。
利用料金は通常980円ですが、楽天カード・楽天モバイル・楽天銀行契約者は200円オフの780円で利用可能です。
またミッションの中には、毎日1曲以上聞けば楽天ポイントを1ポイント獲得できるものもあり、これを利用すれば1ヵ月(30日)の利用料金はさらに30円お得になります。
Spotify
出典:https://www.spotify.com/jp/
Spotifyは、スウェーデンの企業Spotify Technologyにより提供される音楽ストリーミング配信サービスです。
日本では2016年からサービス提供が開始されました。
海外のサービスだけに洋楽の取り扱い比率が高い点が特徴です。
またLINE MUSIC同様、Spotifyでもボーカルの音量を調整できる「シンガロング機能」が搭載されています。
なお楽曲数は7,000万曲と、今回取り上げる音楽サブスクのなかでは数字的に見劣りはしますが、それでも十分な楽曲数だと言えるでしょう。
Spotifyの基本スペック
Spotifyの基本スペックは次の通りです。
機能・サービス特長 | Spotify |
---|---|
楽曲数 | 7,000万曲※1 |
有料プラン数 | 4 |
月額料金(税込) | Standard:980円※2 Duo:1,280円 Family:1,580円 Student:480円 |
無料プランの有無 | あり |
最大音質 | 320kbps |
無料トライアル期間 | 初回1~3ヵ月無料※3 |
※1.2022年5月時点
※2.年間9,800円も選択可能
※3.Standardプランは3ヵ月、その他プランは1ヵ月無料
Spotifyの特長 「シンガロング機能」搭載でカラオケが楽しめる
一部楽曲では、ボーカルの音量調整が可能な「シンガロング機能」が利用できます。
小さくすることでカラオケのような楽しみ方も出来ますし、楽器演奏のみを集中して聞いてみたいという方にはピッタリの機能です。
Spotifyの特長2 レコメンド機能が充実
Spotifyのレコメンド(おすすめ)機能は、ユーザー満足度が高いことで評判!
ユーザーが選択した歌手や作品、ジャンルや年代などをもとに自動で選曲を行ってくれる「Radio機能」や、好みにマッチしたまだSpotify上では再生されていない曲を含むプレイリストを作成してくれる「Daily Mix機能」などが利用できます。
またプレイリストは世界中に公開できるため、サービスが提供されている世界178の国と地域のユーザーが作成したプレイリストを聞くことも可能です。
その他詳細については、こちらの記事をご覧ください。
6つのサブスクのスペックを比較
ここからは各サブスクのスペック比較に移りたいと思います。
まずは各サブスク内での最もグレードの高いプランのスペックを比較してみましょう。
表は横にスクロールできます。
機能/サービス名 | 楽曲数 | 月額料金 | 年間料金プラン | 学割(月額) | 音質 |
---|---|---|---|---|---|
AWA | 1億曲 | 980円 | 9,800円 | 480円 ※中学生以上 | 320kbps |
Apple Music | 9,000万曲 | 980円 | 9,800円 | 480円 ※大学、専門、短大生 | 24bit/192kHz |
LINE MUSIC | 9,000万曲 | 980円 | 9,600円 | 480円 ※中学生以上 | 320kbps |
Amazon Music | 9,000万曲 | 980円 プライム会員は880円 | 8,800円 ※プライム会員のみ | 480円 ※大学、専門、短大生 | 3,730kbps |
楽天ミュージック | 9,000万曲 | 980円 楽天サービス利用者は780円 ※楽天カード、楽天モバイル、楽天銀行契約者 | なし | なし | 320kbps |
Spotify | 7,000万曲 | 980円 | 9,800円 | 480円 | 320kbps |
楽曲数の比較
2022年5月時点での楽曲数は、AWAが最も多く1億曲。
楽曲数では業界最多です。
その他のサービスは9,000万曲と並び、楽曲数で差別化することはできません。
ただ今回の6つのサブスクの中ではSpotifyが最も少なく、7,000万曲となっています。
比較上「最も少ない」と表現しましたが、7,000万曲でも音楽を楽しむなら十分な数と言えるでしょう。
楽曲数の視点からみるおすすめは次のようになります。
- 楽曲数で選ぶならAWA
料金体系の比較
月額料金はいずれのサービスも基本は980円です。
これよりも下回るのが「Amazon Music」の880円と「楽天ミュージック」の780円。
音楽配信以外のサービスを展開する両社です。
Amazonはプライム会員の料金ですので、正確には880円にプラスして別途プライム会員料金が発生します。
「Amazon Music Unlimited」のみだと980円のため、差はありません。
楽天は、会員(楽天の場合は他サービス利用者)の場合780円とお得感があります。
月額では、楽天ミュージックが最も安い料金です。
ほか、ミッションをクリアするごとに楽天ポイントの付与が受けられるため、ポイントを適用することで月額料金をさらに安くすることが可能です。
しかし、年間割の適用がないのはネックです。
それ以外の5社では年割金額を導入しており、月額契約よりも約2ヵ月分お得になる料金設定となっています。
1年間の総額で見れば年割プランがあるサービスの方が断然お得です。
さらにそのなかでLINE MUSICの年間金額は、他のサービスよりも200円ほど安くなっています。
以上のことから、料金体系別のお得度は次の通りです。
- 楽天サービスユーザーなら楽天ミュージック
- 年額だけでみればLINE MUSICがお得
- 上記以外であればどのサービスも金額差ない
音質の比較
音質の観点では、Apple MusicとAmazon Musicが比較対象となってきます。
一般的にビット数が高いほど原音に近づき、kHzが高いほどより高い音を聞くことが可能です。
CD音質と呼ばれるものは「16 bit/44.1 kHz」の圧縮音源とされており、CDを超える情報量をもつ超高音質音源「ハイレゾ」は「24bit/96kHz」「24bit/192kHz」とされています。
また、膨大なデータを配信するためには圧縮作業が必要です。
圧縮の際に使用されるアルゴリズムは「コーデック」と呼ばれ、種類により「非可逆性」「可逆性」など圧縮方法が異なります。
- 「非可逆性」…別名「ロッシー」、音質は落ちるもファイルサイズを大きく縮小できる
- 「可逆性」…別名「ロスレス」、Apple Music、Amazon Musicで使用されているコーデックはこちら
以上を踏まえ、2つのサービスの音質をみてみましょう。
なお、音質は再生環境によっても大きく左右されるため、比較は2つのサービスの簡単な情報整理に留めたいと思います。
Amazon Music
Amazon Music Unlimitedでは現在、「Amazon Music HD」「Ultra HD」の2種類のロスレスオーディオを提供中です。
- 「HD」楽曲=ビット深度16bit、最小サンプルレート44.1kHz、平均ビットレート850kbps
- 「Ultra HD」楽曲=ビット深度24bit、サンプルレートは44.1kHz〜192kHz、平均ビットレート3,730kbps
- コーデックはFLAC(ロスレス)
「HD」では「16 bit/44.1 kHz」とCD音質レベル、「Ultra HD」は、最大「24bit/192kHz」とハイレゾ音源となっています。
対応楽曲数は、「HD」が9,000万曲、「Ultra HD」が700万曲です。
Apple Music
Apple Musicでは次のようになります。
- 16 ビット/44.1 kHz から最高 24 ビット/192 kHz、ビットレートは非公開
- コーデックはApple独自のALAC(Apple Lossless Audio Codec/ロスレス)
ロスレスについては、21年12月末時点でほぼ9,000万曲の対応が完了したとされています。
また、Apple Music「ハイレゾ」対応は21年6月からスタートしたサービスです。
最新のハイレゾ対応曲数に関する報告はありませんが、21年6月のスタート時点では約100万曲超が対応することが発表されていました。
無料プランの比較
続いては無料プランを比較していきます。
Apple Musicを除き、各サービスでは無料プランが利用可能です。
有料プランと比べ、無料プランでは使える機能が大きく制限されます。
サービスによって無料プランでも使える機能が異なってきますので、次の表にまとめてみました。
表は横にスクロールできます。
機能/サービス名 | オンデマンド再生※1 | リスト作成 | 広告 | 歌詞表示 | オフライン再生(DL) | フル尺再生 | 再生制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AWA | 〇 | 〇(公開も可能) | なし | 〇 | × | × 90秒のみ | 月に20時間まで |
LINE MUSIC | 〇 | 〇 | なし | 〇 | × | × 30秒のみ | なし |
Amazon Music Free | × | × | あり | 〇 | × | 〇 | 曲のスキップは1時間に6回まで |
楽天ミュージック | 〇 | 〇 | なしなし | 〇 | × | × 30秒のみ | なし |
Spotify | × | 〇 | あり | 〇 | × | 〇 | 曲のスキップは1時間に6回まで |
※1.自由に楽曲を選ぶことが出来る機能のこと
フリープランはメインサービスの体験版として、いずれもお試し利用が前提で用意されたものです。
お試しで利用する分にはどのプランも充実した内容ではありますが、無料でも十分に楽しめるという点では、フル再生が出来るかどうかを評価ポイントの軸として考えてみたいと思います。
無料でもフル再生できるサービスは次の3つです。
- Amazon Music
- Spotify
フル再生が可能なAmazon Music、Spotifyの無料プランはともに広告表示あり、シャッフル再生のみとなっていますが、作業中のBGMとして利用する分には十分な内容なのではないでしょうか。
サービスのごとのおすすめユーザーとは?
各種サブスクごとのおすすめユーザーをまとめてみます。
- 楽曲数重視したい方…AWA
- 音質を重視したい方…Amazon Music、Apple Music
- 特典を重視派したい方…楽天ミュージック、AWA
- 色々な音楽と出会いたい方…Spotify
- 手軽にカラオケなども楽しみたい方…LINE MUSIC、Spotify
- 金額を重視したい方…LINE MUSIC
用途に合ったサービスを選んで音楽ライフを充実させよう!
今回は音楽ストリーミングサービス各種を比較し、特長を紹介してみました。
記事を通じて、少しでもみなさんの疑問点を解消することが出来たら幸いです。
他サービスへの乗り換えも含め、音楽サブスクの利用を検討されている方はこれを機会に是非一度、試してみてはいかがでしょうか。